醜女だからと返された石長姫は、それでも水辺で機を織りながら。
輿入れの日を待って、待って、待ち続けて。
やがて待つのに飽きたころ、水鏡を覗くと。
そこに映るのは恐ろしい姿をした、一匹の蜘蛛だった。
…っつーのが婆サマから聞かされたジョローグモの逸話な。
このあと里に下りて惚れた相手の生気吸って追っ払われたり
ねぐらの滝に近づいたヤツ気に入って引きずり込もーとしたり
まーその手の大体似たよーなハナシが日本各地に伝わってんだけど。
ドレも美人設定なトコとか。でもうまくいかんトコとか。
元が元なだけになんつーかこー…考えちまうよね。イロイロ。
ンなワケでとりあえず今回はカオ隠しとこーかなって思って。どーよ。