閑古鳥が鳴く店内に時計の秒針が時を刻む音が規則正しく響く。
「お客さん、きませんね……」
膝の上に本を広げ溜息まじりに呟くのは店番の青年。
血色の悪い顔にアンニュイな表情を浮かべ、椅子の脚に擦り寄る猫をなでる。
掌に鼻面をこすりつけ甘える猫につられて微笑み一つ、閑散とした店内をゆっくり見回す。
一点の曇りなく磨き抜かれたケースに整然と並んだ眼鏡、壁に貼られたセピア色のポスターが懐古的な雰囲気を演出する。
彼はこの時間が嫌いではない。
年季の入った丸椅子に腰掛け、読者に耽りつつ飼い猫と二人客を待つ穏やかなひとときは、けっして社交的とは言えない彼にとって至福の時間だ。
「本当は直さなくちゃいけないんですけどね……」
陰鬱な目を伏せ独りごちる。
口許を過ぎるのは自嘲と自虐、そして一抹の諦念の滲む苦笑い。
人前では滅多に笑顔を見せる事のない彼も気心知れた飼い猫には我知らず無防備な微笑みを零す。
弱気な飼い主を慰めるように猫が鳴き、ざらついた舌で掌を一舐めする。
「慰めて、くれるんですか……?優しいですねハシバミは」
お礼代わりに頭に手をおき、再び顔を上げると同時にドアが開き、青年が腰を浮かせる。
「……いらっしゃいませ」
>飛吹さん
(ハシバミは暫くじーっと見返したあと、何も無かったようにぽてりと伏せました)
…すみません…愛想の無い猫で…(ふー
なんだか、変なところばかり…似てしまったようです…
……………………
【しゃがんで、ハシバミをジーッとみつめる】
…これは、引っ掻いたらいけませんよ。
おやつはさっき食べたじゃないですか…
…ハシバミ?どうしたんですか?
>八十八旗さん、黒兎さん
…はぁ。ありがとうございます…
まぁ、飼い主馬鹿ではありますけど…結構いい顔、してますよね…
(ハシバミ撫で
【PL】
イケメンが!イケメンがいるどうしようこれ!
納品直後しばらく意味なくうろうろ歩いてました。今でも興奮が収まりませんですひー
こう…猫背故にベストがたわんで空いた空間から色気が…
すみませんその襟口に手突っ込みたいです(顔多い
どうしよう美人さんだこれー(じたばた
そしてハシバミのドヤ顔。かわいい…!
ふかふかした胸毛や尻尾、ふっくりしたお尻をもふもふしたいです…もふもふ…
あやめを素敵な美人さんにしていただき本当にありがとうございました!
やっぱり大好きな榊葛絵師に描いてもらえてよかったです…
大事に使わせて頂きます!ありがとうございましたー!
イケメンがおる・・・
イケメンだ・・・!