"ころは正月、三月、四月、五月、七、八、九月、十一、二月
すべてをりにつけつつひととせながらをかし"……
なんて、ススキみたいな――えーと落ち着いた感じの?(相手の名前も慮り咄嗟に表現に配慮するの図)
植物にまで花や何かと同じように綺麗、って思うのって日本人独特の感性だそうだけど。
そんなの関係なく、夕陽で黄金色の薄野原なんて見ちゃうと、なんかその中に探してる物とか人とか、紛れてそうな感じがしちゃうのよね。
不思議。
橙から濃紺へと変わりゆく夕空の下。
誰かに呼ばれたような気がして足を向けると、そこには目の前一面に広がる薄野原。
さわさわ、さわと、風が薄の穂を撫でて吹く。
薄鳴れども姿は見えず、落ちる夕日に、誰そ彼。
○PL○
ふわー……!す、凄く綺麗です……!!
一面の薄野原はらっかみ!タイムが夏になったらお願いしてみたいと思っていたイラストで、
こうしてお願いする事が出来てとても嬉しく、幸せです。
落ちる美しい夕日、揺れる薄、薄野原。
夕空から夜空へと変わる空。その世界の中に立って風に吹かれる五月と猫さん。
そこにある空気が伝わってくるようなたちあ様のイラストがたまらなく大好きです。
たちあ様、素晴らしいイラストをありがとうございました!
大切にさせて頂きます!