\ オーバータイム!/
斑鳩 遙
その心は氷のように冷えて何も感じず。 その瞳は氷のように凍えて何も愛せず。 それはきっと、悪魔のつくった鏡のかけらが目と心臓に刺さったせい。刺さったままでいるせい。 あくまがいなくなってからもカタミのカケラは絶対零度を保ち続ける。 彼が流せぬ涙で溶かすひとが現れるまで。
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