「……………」
5秒、20分、1時間半…いつになるかは分からないけれど。
いつかの未来にまた歩き出す時には、再び笑顔(はな)開くように。
今は甜睡の先の『世界』で、楓の腕を揺り籠に、木枯らしと鱗雲の子たちのさざめきに目を覚ます。
『閉じた瞼の奥、きゅっと引っ張られたら。もう何も構えなくていい。
心のベッドに全てをありのまま受け止めさせればいい。
そう、現実の世界では束の間眠りに就いた器…そこから離れた君の自由な魂もね』
月見草の花言葉:自由な心、美人、うつろな愛、移り気な人、打ち明けられない恋、無言の恋
*
「ちょ、この美人さん誰!?」と3回くらいツッコミ入れてから漸く現実が飲み込めました。
解り難い発注文だったので流れることは覚悟の上でした、無茶振りして本当にすみません…。
あじぱば絵師に心よりの感謝を。ありがとうございました!