幻想的ですね。私もこの人生、一度はそういった体験をしてみたいものです
深夜の寝子電ですか。覚えておきましょう
♪ヤンキーエクスプレス・スリーナイン! ネバーエンディングジャーニー、ネバエンディングジャーニー・・・(違う銀河鉄道
うおおお・・・!ヤバイ圧巻だ・・・!
羨ましい1人で満喫しちまうなんて
夜十時頃。
バイトも終わって猫鳴館へ歩いて帰ろうかと思ったが
ふと、気まぐれで夜の寝子電に乗ってみたくなった。
バイト先から歩いて少々…星ヶ丘駅に行くと、ちょうど鎌倉行きの本線がくるところだった。
切符を買って、電車に乗りこむ。
この時間だと人もまばらで、車両には他に誰もいない。
電車に揺られ手持ちの本を読む。
電車が出てしばらくしてから、ふと窓の外を見てみると、不思議な光景が広がっていた。
だが、俺の隣にカムパネルラはいない。
それとも…俺が、ジョバンニではなくカムパネルラなのか。
まぁどちらでもいい。
ただ一つ分かっている事は、これも神魂の仕業…という奴なのだろう。