「練習付き合ってくれて、さんきゅーな。コレ、食ってくれ」
差し出されたレモンの蜂蜜漬けを、友人は怪訝な顔で見やる。
「お前、いつもコレ持ち歩いてんのか? お前はマネージャーか? 女子マネか? 疲労回復にまで気を使える、特A級のカリスマ・マネージャーか?」
畳み掛ける様に問う友人を手で制して、檸檬は答える。
「そんなんじゃねーよ。ただ、コレ、好きだからさ……」
言いながら、自ら一切れ口に運ぶ。
舌に絡みつく蜂蜜の甘み、爽やかなレモンの酸味が口いっぱいに広がり、遅れてピールのほろ苦さと豊かな香りが心を落ち着かせる。
「やっぱうめー!」
弾ける笑顔、とは今まさに、檸檬の表情をそう言うのであろう。
「ひ…つ、く…よ…」
え? 口篭る友人に対し、檸檬はわざと聴き返す。
「ひとつ、くれよっ」
ほらよっ、と多少意地悪な笑顔を浮かべた檸檬が差し出すタッパーから、一切れつまみあげると、滴る蜂蜜を慌てて吸い上げ、そのまま一口に頬張る。
数回の咀嚼後、何度かに分けて飲み込んだ友人は、黙ってもう一度、タッパーに手を伸ばす。
「なんだよ、お前も好きなんじゃねーか」
気まずそうに目を伏せる友人の肩を、檸檬は笑顔で2度叩いた。
これ、雰囲気いいよな、おめでとう
オレも、ポトレ早くほしくなったよ
お、緑野コメントさんきゅーな!
そうそう!俺、大体これいつも持ち歩いてるからさ(笑)
飲み物に入れても美味い!それは俺が保障する!(にっ
あ、これが例のレモンなんだね。
飲み物に入れても良さそうだよね。
「なぁ、俺手製のレモンのはちみつ漬け食ってく?」
***
やべーやべー!
俺の初ポトレキター!かっけー!(だんだん
細かいとこまで描いて下さってあざーっす!
結構、色々注文しちゃったんで心配してたんですけど、
すっげー爽やかに描いて貰えて嬉しさほくほく。
自分自身もこんな感じなんかーと驚いたくらいです(笑)
えな絵師様、マジでさんきゅーな!大切に使わせてもらうぜ!