あれは5月の終わりか6月の初め頃だったと思う。
寝子ヶ浜海岸に散歩で訪れたとき、突然降ってきた豪雨のような通り雨。
海開きはまだ、もう少し先。
海の家などはまだ出ていなくて、近くの構造物の軒下で雨宿り。
折り畳みの傘は持ってきているけれど、もう少し、海に降る雨を眺めていたい。
【PLより】
わあ・・・すばらしいです・・・。
山根絵師様の水彩の絵柄に魅せられて、「年間を通して散歩に来ていればこんな日もあるだろう」という光景が思い浮かんだのですが、お願いできてよかったです!
水彩ならではの水の表現がとにかく素敵です。
灰色にけぶる遠景(通り雨ならではの雲の表現)、穏やかな海の水面にできる雨の波紋、
軒先から滴り落ちる水滴、コンクリートにできた雨粒の跡・・・。
いつまでも見入ってしまいます。
またPCの無表情な瞳が、今は物思いにふけって、砂浜の風景を映しているかのようで、
無表情の中にみえる表情が素敵です。
ハット型麦藁帽のリボン、折り畳み傘、構造物の色が青で統一されているのも、絵画的でとても好きです。
山根絵師様、このたびはありがとうございました!