館の扉を開き、目と足とを外界へ向ける。
穏やかな風吹く春の午後。
退屈と眠気を持て余した一人と一人の気ままな散歩。
*花風冴来(RKM002612)
大和無銘(RKM003437)
両名のお散歩RPトピックです。
何か御座いましたらキャラクターメール等でご連絡下さいませ。
知ってるわ。私も貴方のことは大好きよ。
さあてねぇ…。
「一緒にいる」という事と「寄り添う」という事は
似ているようで違うものよ。
「ただ一緒にいる」だけじゃ「寄り添っている」とは言えないし
それが出来ているかどうかの判断を下すのはいつだって他人だから。
(礼と共に頭を下げる彼に少々困った様な微笑を向け)
ん、猫と言えば私には黒猫のお友達がいるのよ。
態度はふてぶてしいのだけど
人慣れしていて自由で。とってもいい子なの。
いつか貴方に紹介したいものね。
貴方との約束を嘘にしない様に頑張るわ。
自然もそうだけど、廃墟も似た様なところがあるわねー…。
探す側にとっては困りものだけど
隠れたいと思っている人にとっては
それが心地良かったりするのよ。
服を脱げば…まあ、確かに。
だけど、貴方が言う様に濡れたままだと寒いし
身体を拭く為のタオルもないから今日はお預け。
また今度ね?
(冬の時期は過ぎ去ったとはいえ
濡れそぼった身体で外を歩けば
たちまち風邪を引くだろう。
それに加え、幼い少年である彼はまだ兎も角
年頃の少女である自分が人目につく場所で裸体を晒すのは
色々と問題がある。…倫理的な意味で。
穏やかに諭しながら進むうち、靴が浜辺の砂を踏み)
…はい、到着。お疲れ様。